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アルマイトの寸法変化

アルマイト処理した際の寸法変化について めっき処理を行うと、基本的には材料寸法を大きくなる方向にいきます。 但し、アルマイト(陽極酸化処理)を行ったときは、電気めっきと違う挙動を示します。 電気めっきでは、10μmのめっき処理をおこなったら、10μm寸法が増えます。当たり前ですよね。 しかし、アルマイト処理(陽極酸化処理)を10μm行うと、約3.3μm増えます。 電気めっきとは逆で陽極での表面処理になり、皮膜の成長が素材に浸透していく形で行われるため 膜厚の1/3が寸法プラス分になります。 また硬質アルマイトについては若干皮膜の成長の仕方が違うため膜厚の1/2が寸法プラス分になります。

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