無電解ニッケル
用途
・電気関係・機械部品関係を中心に多岐にわたり、ニッケルの特性を活かすことのできる各分野で求められる表面処理になります。
・外観性もさることながら機能性での、耐食性・耐摩耗性・電気伝導性硬さ・耐薬品性などの多くの特徴をもって各種部品への表面処理が施されています。
概要
・中リンタイプ無電解ニッケル → 一般的な無電解ニッケルで被膜の均一性が一番の特徴
・低リンタイプ無電解ニッケル(ニッケルボロンタイプ・・・硬さに特徴があり) → 無電解ニッケル(中リン)の特徴に加えて表面の硬さが特徴
・PTFE含有タイプ無電解ニッケル・・・ニムロン → 無電解ニッケル(中リン)表面の滑らかさ滑り性が特徴
対応素材
鉄、ステンレス、銅、真鍮
※鉄以外の素材には下地処理が必要になります
製品情報詳細
特 製 | 能 力 |
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無電解ニッケル-リン(中リン) | 硬度500Hv(熱処理後 800Hv) |
無電解ニッケル-リン(低リン) | 硬度700Hv(熱処理後 900Hv) |
無電解ニッケル-PTFE | 滑り性・離型性あり、5~20μmで処理可能 |